どーも。御香宮さん前にある地域密着不動産店のミナージュ杉山です。
本日は、大手筋通りの一本南の油掛商店街にある「西岸寺」をご紹介します。
お寺へは油掛商店街から入れます。
別名「油懸地蔵」と呼ばれるこのお寺はその名の通り、昔乙訓郡山崎の油商人がここのお地蔵さんに油を注いで行商に出たところ、商売が大変栄えたというところからきているそうです。
また、松尾芭蕉がここに来て俳句を詠んだとも言われています。
句牌が祀られており、そこには「我衣(わがきぬ)に ふしみの桃の しづくせよ」と刻まれてありました。
「伏見の桃の花よ。その美しい花の露を滴らし、私の着物を染めてほしい。」という意味だそうです。
昔から伏見桃山は桃の名産地として知られていたのですね^^
油掛地蔵は向かって左のお堂に鎮座しており、油を注いで祈れば願いがかなうといわれています。
(お地蔵さんは油でいい感じに黒光りしています^^)
「上油掛町」「中油掛町」「下油掛町」という地名もこのお寺の影響でしょう。
近くを通った際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。