10/22 京都市伏見区ではありませんが コーヒーが冷めないうちに

どーも。御香宮さん前にある地域密着不動産店のミナージュ杉山です。

突然ですが私、本屋さんへ行って流行りの本を読むことに最近はまっています。

ですので、最近読んだ本を紹介してもいいですか?

コーヒーが冷めないうちに 川口俊和

今、映画でも公開されていますね。

この本を買ったのは本屋さんで映画化されるというPOPを見て興味を持ったからです。
(ミーハーですいません^^;)

簡単に言うと、過去に戻れる喫茶店のお話で、

「過去に戻ってどんな努力をしても現実を変えることはできないのにどうして戻ろうとするのか」というところがこの本の面白い点だと思います。
ファンタジーな要素はありつつも、繊細な人間模様が描かれています。

第1~4話まであり、それぞれ心が打たれるストーリーです。
特に「第二話『夫婦』記憶が消えていく男と看護師の話」がとても心に残っています。
記憶を無くしていく系のドラマや映画はたくさんありますが、冒頭で書いた「過去に戻ってどんな努力をしても現実を変えることはできないのにどうして戻ろうとするのか」を当てはめると、こんなにも感動するのかと驚きました。

この内容は映画でも再現されており、松重豊さんがとても良い味を出していましたよ^^

「現実が変わらなくても、心が変わって辛い困難を乗り越えることができるのであれば、過去に戻るこの椅子にもきっと大事な意味がある」という言葉が作者が読者に伝えたかった一番のことではないかと思います。

この本には続編もあります。
またそちらの紹介もしようと思っております。

映画を観て、頭の中での主人公が有村架純さんにしか変換されなくなった杉山でした。